■アルティンの原始根予想(その11)
2分割和について,
[1]142+857=999が成り立つ.
[2]123+876=999が成り立つ.
[3]076+923=999が成り立つ.
一般に,n=abcdef,abc+def=999ならは,nは999の倍数である,
[1]142857/999=143
[2]123876/999=124
[3]076923/999=77
また,この性質を満たす整数は,その倍数もこの性質を満たす.とはいっても,[1]では142857を基準とすると,
142857×1=142857
142857×2= 285714
142857×3= 428571
142857×4= 571428
142857×5= 714285
142857×6= 857142
右に0,2,1,4,5,3ずれていく.0から5までの数字がひとつずつ並んでいるところをみるとむちゃくちゃでもない.(法則性があるらしい)
[2]では,この性質が備わっていない.[3]では,m=0769238の並びをずらした数と2m=153846の並びをずらした数の2組(1,3,4,9,10,12)と(2,5,6,7,8,11)が登場する.
これらの違いはどうなっているのだろうか?
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