■4n−1型素数

 素数が無限に存在することの証明(ユークリッドの方法)を参考にして,4n−1型素数が無限にあることを証明してみよう.

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 4n−1型素数は有限(p1,p2,・・・,pn)であると仮定する.このとき,

  M=4p1・・・pn−1

を考える.

 もしこれが素数ならば仮定に反するので,この数は合成数である.4n+1型素数の積は4n+1型の自然数になるから,素因数の少なくともひとつは4n−1型である.これをpkとすると,pkはMとp1・・・pnの両方を割り切ることになる→矛盾.

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