■結び目(その1)
ケルビン卿は原子の正体はエーテルの結び目のようなものではないかと考えました。
3次元空間の中で絡んだひものことを結び目といいますが、両端がつながれて一続きの輪になって絡んだひもを考えます。
テイトは,
1交点の素な結び目・・・0種類
2交点の素な結び目・・・0種類
3交点の素な結び目・・・1種類
4交点の素な結び目・・・1種類
5交点の素な結び目・・・2種類
6交点の素な結び目・・・3種類
7交点の素な結び目・・・7種類
あることをみつけました。しかし、素な結び目を数え上げる一般的な公式はありません。
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unknotも含めると7交点まで15種類ですが、テイトとカークマンはともに作業を開始し、
8交点の素な結び目・・・18種類
9交点の素な結び目・・・41種類
10交点の素な結び目・・・123種類
となることを突き止めました。すなわち、10交点までの素な結び目は249種類あるということです。
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