■超素数とその仲間達? (その2)
フェルマーの小定理より,pを素数とすると,pは常に2^(p-1)−1を割り切る.
2^(p-1)−1=0 (mod p)
[Q]p^2が2^(p-1)−1を割り切るような素数pはあるだろうか?
2^(p-1)−1=0 (mod p^2)
[A]ヴィーフェリッヒ素数はp=1093,3511が知られています.
2^1092−1は1093^2で割り切れる.
2^3510−1は3511^2で割り切れる.
一方,
2^(p-1)−1≠0 (mod p^2)
すなわち,ヴィーフェリッヒ素数でない素数は無限個あることが示されている(実際にはヴィーフェリッヒ素数はいまのところ1093と3511しか知られていない).
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[Q]p^3が2^(p-1)−1を割り切るような素数pはあるだろうか?
2^(p-1)−1=0 (mod p^3)
そのような性質を満たすpをひとつ見つけるだけでよいので,易しい問題に思えるかもしれない.しかし,この問題はなお未解決である.
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