■シュタイニッツの定理(その21)

 [参]ツィーグラー「凸多面体の数学」シュプリンガーフェアラーク東京

によると,頂点数n+2のn次元多面体には[n^2/4]個の組み合わせ型が存在する.

 これらの中から組み合わせ同値のものを除外する必要があり,次元が高くなると組み合わせ論的に異なるかを判別するのは容易でないかもしれないが,

[1]n=3の場合,すなわち,頂点数5の3次元多面体は重三角錐と四角錐の2通りであることは直観的に理解できると思われる.面数5の3次元多面体はこの双対をとればよいので,三角柱と四角錐になる.

    

[2]n=4の場合は4個でほぼ間違いないところであろう.

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