■シュタイニッツの定理(その17)
頂点数n+1のn次元多面体は「単体」である.それでは頂点数n+2のn次元多面体は何通りあるのだろうか?
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n=3の場合,すなわち,頂点数5の3次元多面体は重三角錐と四角錐の2通りであることは直観的に理解できると思われる.面数5の3次元多面体はこの双対をとればよいので,三角柱と四角錐になる.
一般に,頂点数n+2のn次元多面体には[n^2/4]個の組み合わせ型が存在する.
n=3の場合は2個(重三角錐と四角錐),n=4の場合は4個ということになる.これらの中から組み合わせ同値のものを除外する必要がある.
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