■ユークリッド原論と多重根号数(その49)
x^(x^x^x^x^x^・・・)=2は(x^x^x^x^x^・・・)=2であるから,x^2=2と書き変えることができて
x=√2
すなわち√2^(√2^√2^√2^√2^√2^・・・)=2
であった。
ここでは
√(2+√(2+√(2+・・・)))=2
を示してみたい。
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√(1+√(1+√(1+√(1+・・・))))=(1+√5)/2=φ (黄金比)
√(2+√(2+√(2+√(2+・・・))))=2
は,それぞれ
√(1+x)=x → x^2−x−1=0
√(2+x)=x → x^2−x−2=0
として2次方程式の解より求めることができる.
同様に
k=√(m+√(m+√(m+√(m+・・・))))
の場合は,2次方程式の解の公式を使えば,m=k^2−kとすることができる.
√(2+√(2+√(2+√(2+・・・))))=2
√(3+√(3+√(3+・・・)))=(1+√13)/2
√(30+√(30+√(30+√(30+・・・))))=6
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