■ファン・デル・ヴェルデンの定理と等差数列(その31)
セメレディの定理(1974年)
4項の等差数列まで拡張し、ついに一般の主張にまで拡張した(エルデシュ・テュラン問題の解決)
組み合わせ論に基礎を置いた証明で、ファン・デル・ヴェルデンの定理を用いている
フルステンベルクの証明(1977年)
エルゴート理論に基礎を置いた証明はさらにいくつかの拡張をもたらした
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ファン・デル・ヴェルデンの定理の有限版が、
任意の整数k,lに対して、N(k,l)が存在し、N>N(k,l)かつ{1,2,・・・,N}がlこの色に塗り分けられていたら、必ず単一色のk項の等差数列が存在する
ファン・デル・ヴェルデンの証明が与えるN(k,l)の上界は非常に大きい
セメレディの定理は定量的評価ではなく、意味のある上界を与えないが、ガワーズはある定数cについて
r(N)<N/(loglogN)^c
を示した。
もし、
r(N)<N/(logN)^c
が成り立てば素数の集合Pはいくらでも長い等差数列を含むことになる
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