■学会にて(京大数理解析研,その194)
正方格子やカゴメ格子などのタイル貼り図形において,個々のタイルが板でできていてそれぞれの頂点がハトメでつながっている場合,図形を回転させると隙間のある新しいタイル貼りが生まれ,90°回転させたところで元のタイル貼りに戻ります.このハトメつきのタイル貼りもカンタベリー・パズルの応用の1種と考えることができるでしょう.
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上木敬士郎先生(放送大学)が提示した模型は、正三角形・正方形・正五角形のハトメつきのタイル貼りを組み合わせて、正八面体・立方八面体・20-12面体を構成したものです。 3Dプリンタで、そのような精緻な模型ができあがったことは彼の発想力と技術力のたまものでしょう。
なお、その模型は頂点に偶数枚の面が集まる必要がありますから、小菱形立方八面体[3444],小菱形20-12面体[3454]でもできるかもしれませんね・・・。
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