■学会にて(京大数理解析研,その193)
先日、積み木インテリアギャラリーの山崎憲久さんが「切稜の20年」を投稿してくれた際のやり取りである。
(佐藤) Conway notationとの関係などは、実際に切稜される山崎さんが一番理解していると思います。 来週、京都で同じ大きさの球に内接する双対多面体の面が同じ円に内接するCGを披露してきます。
(山崎)投稿には書けませんでしたが、切頂と切稜を駆使した先生の高次元多面体論も海外へ影響を与えていると思います。
(佐藤)まだ誰も理解できていないのが現状なのではないでしょうか? ただし、少しずつですが興味を持ってくれる人が出現しています。東京での講演後、数人から質問を受けましたし、韓国人数学者からパワポが欲しいといわれたので、謹呈しました。韓国でも広まってほしいものです。
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京都では、表現論に基づいて、対称性を利用した多面体のfベクトルの求め方、辺を経由して対蹠点までいたるステップ数の計算について講演をしたのですが、案の定、誰も理解できていないというのが実情であった。
(聴衆)前よりは少しわかった気がするが…
(佐藤)日も暮れて道なお遠し
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