■空間充填等面単体の計量(その17)

 ゴールドバーグは正三角柱を充填できる四面体は,

 3a^2−3b^2+c^2=0

を満足することを発見しているが,それの高次元版

3次元の場合,3a^2−3b^2+c^2=0

4次元の場合,4a^2−6b^2+4c^2−d^2=0

5次元の場合,5a^2−10b^2+10c^2−5d^2+e^2=0

6次元の場合,6a^2−15b^2+20c^2−15d^2+6e^2−f^2=0

を発見することができた.これらは簡単な整数係数式になっている.

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3次元の場合,3a^2−3b^2+c^2=0

a=cとすると,4a^2−3b^2=0,一意に決まる.

4次元の場合,4a^2−6b^2+4c^2−d^2=0

a=d,b=cとすると,3a^2−2b^2=0,一意に決まる.

5次元の場合,5a^2−10b^2+10c^2−5d^2+e^2=0

a=e,b=dとすると,6a^2−15b^2+10c^2=0,一意に決まらない.このとき,等面性は成り立っているのだろうか?

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