■メルセンヌ擬素数(その80)

【1】メルセンヌ素数

  a^n−1=(a−1)(a^(n-1)+a^(n-2)+・・・+1)

という形の数は,少なくともa=2でnが素数でない限り素数にはならない.この形の素数をメルセンヌ素数という.qがメルセンヌ数Mp=2^p−1の素因数であるならば,qは2kp+1の形の整数である.

[Q]a^n−1の約数はa−1を割り切るか,または2nk+1という形の奇素数である.

[A]qが奇素数でa^n=1  (modq)であればaは法qに関してベキ数δ=1,nのひとつに属する.

  δ=1→a=1  (modq)

  δ=n→q−1=2nk

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