■メルセンヌ擬素数(その66)
x^2+x+(1±p)/4の判別式は
D=1−(1±p)=±p
したがって,pはx^2+x+(1±p)/4の素因数である.
x^2+x+(1−p)/4 (pが4n+1型素数であるとき)
x^2+x+(1+p)/4 (pが4n+3型素数であるとき)
[1]p=11
x^2+x+3の判別式は−11
11以外の素因数は1,3,4,5,6
[2]p=13
x^2+x−3の判別式は13
13以外の素因数は1,3,4,9,10,12
[3]p=17
x^2+x−4の判別式は17
17以外の素因数は1,2,4,8,9,13,15,16
[4]p=19
x^2+x−5の判別式は−19
19以外の素因数は1,4,5,6,7,9,11,16,17
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[5]p
x^2+x+(1−p)/4 (pが4n+1型素数であるとき)
D=p
x^2+x+(1+p)/4 (pが4n+3型素数であるとき)
D=−p
p以外の素因数は,pで割った余りが1の素因数,p未満の平方数,平方数をpで割った余り
[6]pが4n+1型素数であるとき,x^2+x+(1−p)/4の素因数にqが現れるための必要十分条件はx^2−qの素因数にpが現れることである
[7]pが4n+3型素数であるとき,x^2+x+(1+p)/4の素因数にqが現れるための必要十分条件はx^2−qの素因数にpが現れることである
すなわち,x^2−q=(pの倍数)
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