■メルセンヌ擬素数(その17)
オイラーの素数生成式「n^2+n+kがn=0〜k-2のとき素数になるには、0≦n≦√(k/3)のとき素数になることが必要十分だとわかっている」
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一般に,ある整数xに対して,素数pが2次式ax^2+bx+cの素因数であれば,xをpで割った余りr(0≦r<p)に対して,pはap^2+bp+cの素因数になる.
たとえば,
[1]f(x)=2x^2+2x+3,
f(50)=5103=3^6・7
50÷3=16・・・2→3はf(2)=15=3・5の素因数に現れる.
50÷7=7・・・1→7はf(1)=7の素因数に現れる.
[2]f(x)=x^2+x+1
f(100)=10101=3・7・13・37
100÷3=33・・・1→3はf(1)=3の素因数に現れる.
100÷7=14・・・2→7はf(2)=7の素因数に現れる.
100÷13=7・・・9→13はf(9)=91=7・12の素因数に現れる.
100÷37=2・・・26→37はf(26)=703=19・37の素因数に現れる.
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