■メルセンヌ素数
  2^p−1  (pは素数)
に対して,簡単な数値実験をしでみよう.
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 pは20未満の素数とすると
p=2  2^2−1=3  (素数)
p=3  2^3−1=7  (素数)
p=5  2^5−1=31  (素数)
p=7  2^7−1=127  (素数)
p=11  2^11−1=2047=23・89 (非素数、レギウス)
p=13  2^13−1=8191  (素数)
p=17  2^17−1=131071  (素数)
p=19  2^19−1=524287  (素数)
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[1]1644年、メルセンヌは、2^n−1はn=2,3,5,7,13,17,19,31,67,127,256のときに素数であると予想した。実際はn=67,257は素数でなく、n=61,89,107が素数である。
[2]1750年、オイラーはn=31は素数であることを確認する。
[3]1876年、リュカはn=127は素数であることを確認する。
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