■ヒッパソスとテオドロスの伝説(その15)
紀元前320年、アリスタイオスは「5つの正多面体の比較」という本を出し、その中で
「正12面体と正20面体が同一の球に内接するとき、正12面体の5角形と正20面体の3角形は同じ円に内接する」
ことを証明した。
同じく双対の
「正8面体と正6面体が同一の球に内接するとき、正8面体の3角形と正6面体の4角形は同じ円に内接する」
は成り立つこともわかった。
それでは
円に内接する三角形と四角形、球に内接する正八面体と正六面体、
4次元ではどうなるのでしょうか? (山崎憲久)
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辺の長さ2の正2^2胞体と正2n胞体の外接球の半径は√2:√n
同じ球に内接するとき、辺の長さの比は1/√2:1/√n
辺の長さ2のn-1次元正単体の外接球の半径は(2-2/n)^1/2
辺の長さ2のn-1次元立方体の外接球の半径は√(n-1)
辺の長さ2/√2のn-1次元正単体の外接球の半径は2√{(n-1)/n}
辺の長さ2/√nのn-1次元立方体の外接球の半径は2√{(n-1)/n}・・・一致した
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