■nの分割と最大積(その1)

n=10とする。

2分割した2つの数を使って最大積となるのは(10/2)・(10/2)=25である。

3分割した3つの数を使って最大積となるのは(10/3)・(10/3)・(10/3)=37.037である。

4分割した4つの数を使って最大積となるのは(10/4)・(10/4)・(10/4)・(10/4)=39.0625である。

5分割した5つの数を使って最大積となるのは(10/5)・(10/5)・(10/5)・(10/5)・(10/5)=32である。

===================================

この結果は10の最大積分割数が[3,4]の間にあることを示している。

===================================

整数分割でなくてもよいと考えると、(10/a)^aの最大化

→ a(log10-loga)の最大化

→log10-loga-1=0

→loga=log(10/e)→a=10/e

したがって、分割数は10/e=3.678,最大積はe^(10/e)=39.598となる。

===================================