■トーラス面の作り方(その27)
正方形1枚の辺を貼り合わせると、穴の数1個のトーラスができる。
正八角形1枚の辺を貼り合わせると、穴の数2個のトーラスができる。
正12角形1枚の辺を貼り合わせると、穴の数3個のトーラスができる。
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正方形1枚の辺を貼り合わせると、穴の数1個の平坦トーラスができる。このことを平坦トーラスにはユークリッド幾何が入る、平坦トーラスは局所ユークリッド幾何構造をもつなどといいます。
ユークリッド幾何が入るものにはトーラスやクラインの壺があります。
球面幾何が入るものには射影平面があります。
双曲幾何が入るものには穴が2個以上のトーラスがあります。
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穴が0個→球面幾何が入る
穴が1個→平面幾何(ユークリッド幾何)が入る
穴が2個以上→双曲幾何(非ユークリッド幾何)が入る
それぞれ(球面・平面・双曲)正弦定理・余弦定理が出てくる幾何の話である
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