■球面鏡と放物面鏡(その19)
[2]円柱の切断
直円柱を斜めに切ると切り口は楕円になる.
このとき、円柱内にはいり、切り口の平面αの接する球面は2つある
接点をF1,F2とすると。これらは切り口の楕円の焦点となる。
その理由は、・・・
切り口の任意の点を点Pとし、Pをとおる円柱の母線と球面と直円柱面が接してできる2つの円と交わる点をT1,T2とする。
PF1とPT1,PF2とPT2はそれぞれ同じ球へ引いた接線であるからo
PF1=PT1,PF2=PT2
PF1+PF2=PT1+PT2=T1T2 (一定)
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円錐面をx^2+y^2=R^2z^2としたが、円柱面の場合はR=1とするだけなので直円錐の場合と結論は同じである。
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