■ワイソフ計量以前の問題(その3)
点Qからでる辺数をmとすると
f1=m/2・f0
である.mは点Qが基本単体のどこにあるかによってかなり事情が異なってくる.今回のコラムではmを求めるアルゴリズム,すなわち,n次元準正多胞体のf1公式について述べてみたい.
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【1】n次元準正多胞体のf1アルゴリズム
ここではコンピュータを用いた総当たり的な手法で求めることを避け,点Qの座標を計算する手間も省きたい.
[1]ワイソフ構成にx1〜xrを対応させる.先頭から始めて最初の1までx1,2番目の1までx2,・・・,r番目の1までxr.最後の要素が0のときはxr+1=0とする.
[2][x1|x2|・・|xr]または[x1|x2|・・|xr|0]となるが,それぞれの連の要素数をsjとおく.
[3]m=Σsjsj+1+sr・sr+1 (正軸体系で最後の要素が0の場合)
m=Σsjsj+1+sr (それ以外)
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