■正多胞体の中心断面(その5)
立方体の中心断面
[1]{3}(11) 正六角形
[2]{3,3}(010) 正八面体
[3]{3,3,3}(0110)
[4]{3,3,3,3}(00100)
[5]{3,3,3,3,3}(001100)
[6]{3,3,3,3,3,3}(0001000)
正軸体の中心断面
[1]{3}(11) 正六角形
[2]{3,3}(101) 立方八面体
[3]{3,3,3}(1001)
[4]{3,3,3,3}(10001)
[5]{3,3,3,3,3}(100001)
[6]{3,3,3,3,3,3}(1000001)
は一連の準正多胞体であり,ペトリー面の高次元対応物ということになる.
菅原民生先生の高次元の中心切断形を求める作業は,正軸体の中心断面について述べたもので,n単体とk単体との直積の多面体について、その各次元の面を数えるという作業である.n角柱は,n角形と線分との直積であるら,その拡張を扱っていることになるのだろう.
正軸体の中心断面は非常によい性質をもっていて,頂点周りのk次元面数は次元が高くなっても計算できることが確かめられている.
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