■デーン・サマービル関係式(その30)
hベクトルは,(その7)の公式から計算することをせずに,パスカルの三角形に似た表を用いて行う「スタンレーのトリック」が知られている.スタンレーのトリックとは・・・
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[1]三角形の右斜辺にfベクトルを並べる
[2]三角形の左斜辺に1を並べる
[3]右上の数−左上の数という規則で,三角形の各要素を計算する.
空集合に対応するf-1=1から始めると,
たとえばf=(1,6,7)も場合はh=(1,4,2)
1 1
1 6 1 6
1 7 1 5 7
1 4 2
単体的多面体,たとえば,正八面体f=(1,6,12,8)の場合,h=(1,3,3,1)
1
1 6
1 5 12
1 4 7 8
1 3 3 1
正四面体f=(1,4,6,4)の場合,h=(1,1,1,1)
1
1 4
1 3 6
1 2 3 4
1 1 1 1
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