■多角数とペル方程式(その58)
一般に ax=c (mod m)は(a,m)|cのとき、かつ、そのときに限り解をもつ。
(a,m)=1に対しては、解はmを法として一意である。また、
ax=c (mod m)
の解はax=my+cの整数解と一致する。
15x=1 (mod 11)は(15,11)=1であるから、解をもつ。
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対応するディオファントス方程式は
15x=11y+1
yについて解くと、y=x+(4x-1)/11→4x-1は4の倍数
4x-1=11wをxについて解くと、x=2w+(3w+1)/4→3w+1は3の倍数
3w+1=3vをwについて解くと、w=v+(v-1)/3
ここで、整数解はV=1→W=1→x=3,y=4が得られる。15・=451 (mod11)
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以上の手続きはユークリッドの互除法と同じものである。
15/11=1+4/11
11/4~2+3/4
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