■対数と計算尺(その1)

 ネイピアは指数法則を知らずに対数を発見した.彼は三角関数のかけ算に対する対数の法則を見つけた.これはカジョリの「初等数学史」「数学史」にも記載されている.この「三角関数の対数表」というのがピンとこなかったが,カッツの本を読んで納得.

  Sin a Sin b = 1/2(Cos (a-b) - Cos(a + b))

をもとに,ネイピアは対数表を作ったのだ.

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