■分割数の漸近挙動(その110)
オイラーの分割数p(n)の合同式
p(5n+4)=0 (mod5)
p(7n+5)=0 (mod7)
p(11n+6)=0 (mod11)
のように,τ(n)はmod7,23,691との驚くような関係をもっています.
[1]n=7m+k(k=0,3,5,6)→τ(n)=0 (mod7)
[2]n=23m+k(kが23の平方非剰余であるとき)→τ(23m+k)=0 (mod23)
[3]τ(n)=σ11(n) (約数の11乗の和)(mod691)
など、これらのほかにも多数ある.
===================================