■分割数の漸近挙動(その35)
[1]ヤコビの三角数定理
1750年のオイラーによる五角数定理
Π(1-x^n)=Σ(-1)^mx^(m(3m-1)/2)) m(3m-1)/2は五角数
に対して,ヤコビの三角数定理(1829年)とは
Π(1-x^n)^3=Σ(-1)^m(2m+1)x^((m^2+m)/2) (m^2+m)/2は三角数
で与えられる関数等式です.
なお,三角数の母関数は
(1-x^2)(1-x^4)(1-x^6)・・・/(1-x)(1-x^3)(1-x^5)・・・
=1+x+x^3+x^6+x^10+・・・
となります.
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