■アルティンの定数(その64)
[2]ところで,なぜ1/7は長さ6の周期をもつのでしょうか?
(10^6−1)/7=142857
言い換えれば,フェルマーの小定理
10^k=1 (mod7)
となる最小のkを探していることになりますが,これは位数の定義と同じであって,起こり得る最長の周期p−1は,10がpの原始根であるときに起こるというわけです.
142857×7=999999
142857=999999/7=(10^6−1)/7
=10^6/7−1/7
=10^6α−α (α=1/7)
これは,αが循環小数
1/7=0.142857142857・・・
であることを意味しています,
循環節142857を2つに分けて足すと
142+857=999
循環節142857を3つに分けて足すと
14+28+57=99
と9が並ぶ。
1/41を10進数展開すると循環節は0,2,4,3,9→足すと18=9・2
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1/7を5進数展開すると循環節は0,3,2,4,1,2
循環節032412を2つに分けて足すと
032+412=444 (5進数の足し算)
循環節032412を3つに分けて足すと
03+24+12=44 (5進数の足し算)
と4が並ぶ。
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1/7を60進数展開すると循環節は8,34,17→足すと59
2/7を60進数展開すると循環節は17,8,34→足すと59
3/7を60進数展開すると循環節は25,42,51→足すと118=59・2
4/7を60進数展開すると循環節は34,17、8→足すと59
5/7を60進数展開すると循環節は42,51、25→足すと118=59・2
6/7を60進数展開すると循環節は51,25,42→足すと118=59・2
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1/11を60進数展開すると循環節は5,27,16,21,49
→足すと118=59・2 (60進数の足し算)
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