■三角数かつ四角数(その2)

36=6^2 (平方数)であるが、

36=8・9/2 (三角数)でもある最初の数である。

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オイラーは1730年に平方三角数は無限に存在することを証明したが、次の平方三角数は1225である。

1225=35^2 (平方数)

1225=49・50/2 (三角数)

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【4】三角数△と四角数□のパズル

(Q1)△=□?,すなわち,三角数n(n+1)/2が完全平方数m^2となるnの値を求めよ.

(A1)n^2+n=2m^2

  4n^2+4n+1=8m^2+1

  (2n+1)^2=2(2m)^2+1

ここで,2n+1=p,2m=qとおくと

  p^2−2q^2=1  (ペル方程式)

に帰着されます.

  (p,q)=(3,2),(17,12),(99,70),(577,408),(3363,2378),・・・

 →(n,m)=(1,1),(8,6),(49,35),(288,204),(1681,1189),・・・nは完全平方と完全平方の2倍を交互に繰り返します.

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55はフィボナッチ数かつ三角数である数のうち、最大のものである。55は四角錐数でもある

8は自明な1を除き、立方数である唯一のフィボナッチ数である。

144は自明な1を除き、平方数である唯一のフィボナッチ数である。

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