■ベン図・オイラー図(その7)
ベン図では,3個の円を重ねて8通りの部分集合を示すことができる.しかし,4個の円を重ねても16通りの部分集合を図示することはできない.
2個の円は高々2カ所でしか交わらないので,4個の円を重ねても最大14通りの領域までしか増やすことはできないのである.
しかし,楕円を使えばそれが可能になる.楕円を使えば32通りの部分集合も図示することができるのである.
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n本の直線は平面をn(n+1)/2+1=(n^2+n+2)/2に分割することができるが
n本の円は平面をn^2-n+2に分割することができる
n=3のとき8=2^3、n=3のとき14<2^4
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