■不即不離の構造(その6)

 (ri,θi)=(√n、2πnα)において、

 αが有理数で、α=M/Nと書けたとすると、(n+N)番目の点はすべてn番目の点と同一の動径方向をもつから、N本の放射状パターンになってしまう。

 たとえば、α=12/25のとき、中心部のらせんを除き、25本の放射状パターンになる。

 それに対して、α=1/τの場合のらせん上の点が一様分布することの理由は、τの連分数表示がすべて1になるからである。

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