■不即不離の構造(その3)
(ri,θi)=(√n、nα)において、 αが有理数で、α=M/Nと書けたとすると、(n+N)番目の点はすべてn番目の点と同一の動径方向をもつから、N本の放射状パターンになってしまう。
たとえば、α=3/20のとき、中心部のらせんを除き、20本の放射状パターンになる。それではα=πのときはどうなるだろうか?.
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[A]驚くべきことに、113本の放射状パターンになる。πの近似値が
π=355/113
になるからである。
それに対して、黄金角の場合のらせん上の点が一様分布することの理由は、τの連分数表示がすべて1になるからである。
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