■包絡線と・・・(その13)
長さ1の線分の一端A(cosθ,0)がx軸上に,他端(0,sinθ,0)がy軸上にあるとき,この線分の包絡線はアステロイドになることはよく知られている.このときOA^2+OB^2=1である.
それでは,OA+OB=一定のときはどうなるのだろうか?
[3]線分の一端A(s,0)がx軸上に,他端(0,1−s)がy軸上にあるとき,この線分の包絡線は?
線分ABの方程式は
x/s+y/(1−s)=1
u(s)=1/s,v(s)=1/(1−s)
u’(s)x+v’(s)y=0
−x/s^2+y/(1−s)^2=0
連立させてx,yについて解くと
x=s^2,y=(1−s)^2
x^1/2+y^1/2=1 (放物線)
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移項して2乗すれば
(x−y)^2=2(x+y)−1
これは放物線を表します.
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