■繰り返し素数とほとんど繰り返し素数(その11)

 特殊な形の素数としては

  カレン素数:n・2^n+1型素数

  フェルマー素数:2^(2^n)+1型素数

  メルセンヌ素数:2^n−1型素数

などがあげられる.

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 フェルマー数の因数はk・2^n+1の形をしていることから,オイラーは

  2^(2^5)+1=4294967297=641・6700417

と分解されることを見いだした.(合成数)

フェルマー素数はnが0から4までの、3,5,17,257,65537の5つだけだ知られている

よく知られているように、正7,257,6553角形はコンパスとメモリのない直線定規を使って作図可能である。

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1951年コンピュータで79桁の素数が見つかるまで、メルセンヌが見つけたM127=2^127-1(39桁)は手計算で見つかった最大の素数でした

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