■シュタイナーの円鎖(その28)

大きな半円に2個の小半円が接しながら内接している

2つの小円の弧の長さの和は大きい半円の弧の長さに等しい

2つの小円の面積の和はアルベロスの面積に等しい

ことはよく知られている。

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2つの小円の接点から2円の共通接線を引き、大円に交わる点を求める。

2つの小円のもう一つの共通接線を求める。

共通接線の長さLは

L^2=4r1r2で与えられる。

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この4点を通る円の面積はアルベロスの面積に等しい。

S=π/2{(r1+r2)^2-r1^2-r2^2}=πr1r2

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