■シュタイナーの反転法(その14)
r=acosθ±b
で表される曲線をリマソン(蝸牛線)という。
(x^2+y^2-ax)^2=b^2(x^2+y^2)
a=bのときカージオイド
円r=acosθの極に関してbだけ延長した曲線であるから、その形はbの値によっていろいろ変化する
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b=aのときカージオイドr=a(1+cosθ)
すなわち、半径aの円の外側を半径aの円が接しながら滑ることなく転がるとき、同円上の点の軌跡である。
また、点P(r、θ)での接線と動径のなす角をαとすると
cotα=1/r・dr/dθ
=-asinθ/(1+cosθ)=-tan(θ/2)=cot(θ/2+π/2)
よりα=θ/2+π/2
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