■方ベキの定理(その7)
円の集合があり、どの2円の根軸も一致するとき、共軸円系(円束)をなすという。
これらの円は
j(x^2+y^2+lx+my+n)+k(x^2+y^2+px+qy+r)=0
の形で表せる
===================================
反転を用いると、証明の見通しが良くなる。
点Pが円外にあるとき 、2接点をS,Tとすると、OP,STの交点Qが点Pの反転像である(Qは極線上にある)
点Pが円内にあるとき 、垂線との交点をS,Tとすると、S,Tを接点とする2接線の交点Qが点Pの反転像である(Qは極にある)
===================================