■素数であるか? (その49)
1880年,ランドリーは(82才という高齢にもかかわらず)20桁の
F6=2^64+1=274177×67280421310721
となることを示しました.まさにランドリーは素因数分解の達人(根気と労力,忍耐と勇気)ということになります.
F6=2^64+1=274177×67280421310721
を因数分解したランドリーは
2^58+1=5×107367629×536903681
も発表しています.
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その数年後,オーリフゥイユは
536903681−5×107367629=2^16
に着目して
2^58+1=(2^29−2^15+1)(2^29+2^15+1)
であることを発見しました.
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また,リュカはこれを一般化して
2^4n+2+1=(2^2n+1−2^n+1+1)(2^2n+1+2^n+1+1)
4x^4+1=(2x^2−2x+1)(2x^2+2x+1),x=2^n
すなわち,
2^58+1=(2^29−2^15+1)(2^29+2^15+1)
はx=2^14のときの特別なケースであることを発見しました.
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