■素数であるか? (その15)
フェルマーの小定理より,pが奇素数のとき2^p-1−1はpで割り切れる.
p=3:2^2−1=3 (3で割り切れる)
p=5:2^4−1=3 (5で割り切れる)
p=7:2^6−1=63 (7で割り切れる)
p=11:2^10−1=1027 (11で割り切れる)
nが偶数のとき,2^n-1−1は奇数なので,nの倍数ではない.
nが奇数の合成数のとき,
n=9:2^8−1=255 (9で割り切れない)
n=15:2^14−1=16383 (15で割り切れない)
n=21:2^20−1=1048575 (21で割り切れない)
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フェルマーの小定理の逆は正しくない.
n=341=11・31:2^340−1は341で割り切れる.
このような擬素数は無限にある.
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