■素数の無限性(その11)
[6] (n,2n]を満たす素数が必ず存在する(チェビシェフ、1852年)
予想:(n^2,(n+1)^2]を満たす素数が必ず存在する(ルジャンドル)
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素数が一つも存在しない任意に大きな領域がある。それに対して常に1個の素数が存在する上界は
[n,2n]
である。これは弱い上界であって、十分大きなnに対して、
[n^3,(n+1)^3]
には常に1個の素数が存在する。
[n^2,(n+1)^2]
の間に常に1個の素数が存在するかどうかはわかっていない。
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