■3次元の回転(その19)
ムーディ先生より紹介された
Homographies, Quaternions, Rotations, by Patrick Du Val (1964)
を読むために
[参]今野紀雄「四元数」森北出版
を購読.体系的であるが,簡にして要なことが書かれている.
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[1]実数ではx^2−1=0の解は2個,x^2+1=0の解は存在しない.
[2]複素数ではx^2−1=0の解は2個,x^2+1=0の解は2個存在する.
[3]四元数ではx^2−1=0の解は2個,x^2+1=0の解は無限個存在する.x1^2+x2^2+x3^2=0
[4]n次方程式は複素数の範囲でn個の解をもつ.四元数の範囲で少なくともひとつの解をもつ.
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