■tan1°・cos1°・sin1°(その5)

1593年、フランドルの数学者ローメンが、45次方程式

x^45-45x^41+954x^41-・・・-395x^3+45x=C

を解けという問題を数学者たちに突き付けた。

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ヴィエトは代数学の問題に三角法を用いる方法にたけていた。そして、この問題はsin(x)とsin(x/45)との関係を代数的に表現したものだと見抜いた。

ヴィエトの偉業を聞きつけたローメンはフランスに向かい、何週間もヴィエトと過ごし、二人は親友になったといわれている。

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