■18世紀における微積分(その133)

 ∫(-1,1) 1/Sqrt((1-2sx+s^2)(1-2tx +t^2) dx

=Σ2(st)^n/(2n+1)

=1/sqrt(st))log((1+sqrt(st))/(1-sqrt(st)))

とのことで納得。

 ただし,解析学大要(改訂版)の問題は、「無限級数」の章の前に出てくる。してみると、学生は

  Σ2(st)^n/(2n+1)

を思いつくはずは無いはず。解答を書いた人の「勇み足」であろうか?  (阪本ひろむ)

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