■既約性判定基準(その123)
【1】2^m元ガロア体の原始多項式
m=4の場合はπ(x)=1+x+x^4を用いたが、
m=2の場合、π(x)=1+x+x^2
m=3の場合、π(x)=1+x+x^3
m=4の場合、π(x)=1+x+x^4
m=5の場合、π(x)=1+x^2+x^5
m=6の場合、π(x)=1+x+x^6
を用いることによって実現される。
1+x+x^5はGF(2)上で既約ではなく、(1+x^2+x^3)(1+x+x^2)と因数分解される
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F3から拡大体F27を作る。
2次の可約多項式は
(x+0)(x+0)
(x+0)(x+1)
(x+0)(x+2)
(x+1)(x+1)
(x+1)(x+2)
ここに現れないのが2次の既約多項式である
途中を略すが
(x+1)(x^2+2x+1)=x^3+1
(x+1)(x^2+2x+2)=x^3+x+2
(x+2)(x^2+x+1)=x^3+2
(x+2)(x^2+x+2)=x^3+x+1
ここに現れないのが3次の既約多項式である.
π(x)=1+2x+x^3=0の解をαとすると、27個の元からなる集合{{0,1=α^0、α^1、α^2、・・・α^26}は有限体F27となる。
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