■シンク関数の2分割(その13)
階乗関数は
(n+1)!=(n+1)・n!
で再帰的に計算できる.
1!=1
2!=2・1=2
3!=3・2・1=6
4!=4・3・2・1=24
オイラーはこれを正の実数にまで拡張できないかと考えた.
f(x+1)=x・f(x)
階乗の解析的補間には多くの候補があるが,結果として得られる関数が「よい性質」を持つようにしたい.よい性質として,関数logf(x)が凸関数になるという条件を付加すると,ガンマ関数が
f(x+1)=x・f(x)
を満たす唯一の関数であるというのが,ボーア・モレルップの定理である.
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実際,ガンマ関数はx>0において,x=1.461321・・・のとき,最小値0.885603・・・をとる.
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