■五芒星と掛谷の問題(その266)
θ=π/n、m=(n-1)/2として、
(1,R)を焦点とする楕円・放物線・双曲線(x^2/a^2+y^2/b^2=1,y^2=4px,x^2/a^2-y^2/b^2=1)を求めたい
軸はy=tan(mθ)x
(1.0)を通るためにはy=-1/tan(mθ)・(x-1)との交点を求める
{tan(mθ)+1/tan(mθ)}・x=1/tan(mθ)
{tan(mθ)^2+1}/tan(mθ)}・x=1/tan(mθ)
x=cos(mθ)^2
y=cos(mθ)sin(mθ)・・・ここを焦点とする楕円を考える
(x,y)から(0,0)までの距離は
{cos(mθ)^2}^2+cos(mθ)^2sin(mθ)^2=cos(mθ)^4+cos(mθ)^2sin(mθ)^2
=cos(mθ)^2
よりcos(mθ)
(x,y)から(1,0)までの距離は
{cos(mθ)^2-1}^2+cos(mθ)^2sin(mθ)^2=sin(mθ)^4+cos(mθ)^2sin(mθ)^2
=sin(mθ)^2
よりsin(mθ)
この1/2がpになるからp=sin(mθ)/2
放物線の頂点は
x=cos(mθ)^2-pcos(mθ)=cos(mθ){cos(mθ)-sin(mθ)/2} <0
y=cos(mθ)sin(mθ)-psin(mθ)=sin(mθ){cos(mθ)-sin(mθ)/2} <0
(0,0)から(x,y)までの距離は|cos(mθ)-sin(mθ)/2|
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(1,0),(cos2mθ,sin2mθ)を通る。
(x,y)を標準的な座標(x^2/a^2+y^2/b^2=1,y^2=4px,x^2/a^2-y^2/b^2=1)とする
y^2=4px,x=pt^2,y=2pt,(p+α)^2=1+R^2であってp^2=1+R^2ではない
(x1,y1)における接線はy1y=2p(x+x1)
y=0→x=-x1
(-x1,0)から(x1,y1)までの距離は1・・・4x^2+y^2=1
R=tan(mθ)=cot(θ/2)
cos(mθ)=sin(θ/2)
sin(mθ)=cos(θ/2)
y^2=4pxをy=tan(mθ)を軸とする放物線に写したい。
円の場合は(1,R)が焦点、(1,0),(cos2mθ,sin2mθ)が接点となっていた。両方を同時に満たすことを考える
図を描いてみると両方を満たすことは不可能なのかもしれない・・・
焦点が(1,R)がないと面積計算は難しい
一方、接点が(1,0)にないと面積が大きくなってしまう。
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(x,y),[X,Y]
X-α=[cosmθ,-sinmθ][x]
Y-β=[sinmθ, cosmθ][y]
[一方、焦点が(1,R)、(1,0)を通るという条件だけを使うと]NG
y^2=4px
(0,0)→[α,αtan(mθ)]=[α,β]=[qcos(mθ),qsin(mθ)]
p+q=(1+R^2)^1/2
(p,0)→[1,R]
(p,-2p)→[γ,δ]=[pcos(mθ)+2psin(mθ),psin(mθ)-2pcos(mθ)]
psin(mθ)-2pcos(mθ)>0となるのは、tan(mθ)>2
(n-1)/n・π/2>arctan(2)=1.10715
(n-1)/n>0.704833
n>4ならばこれを満たす。(1,0)を下から上に通過する可能性が高いが、(1,0)を接点にすることは可能かもしれない。
n=3のとき(1,0)を上から下に通過する
しかし、この点を通っていないので、どこかに誤りがあることは確かである。→モニターのスケール外でこの点を通ることがわかった。したがって、描画プログラムは正しく作動している
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接点となるならば
[(x1,-y1)→[1,0],y1>0]・・・(1.0)を通るならば
[(x1,y1)→[cos2mθ,sin2mθ]]
[(-x1,0)→[0,0]も必要である]・・・さらに接点となるならば、これらの条件が必要になる。
(x,y),[X,Y]
X-α=[cosmθ,-sinmθ][x]
Y-β=[sinmθ, cosmθ][y]
p,α,β,tは未知数、Rは既知
1-α=cosmθ・p
R-β=sinmθ・p・・・R=tan(mθ)と同値
1-α=cosmθ・x+sinmθ・y
0-β=sinmθ・x-cosmθ・y,y>0・・・(1.0)を通るならば
cos2mθ-α=cosmθ・x-sinmθ・y
sin2mθ-β=sinmθ・x+cosmθ・y,y>0
α=cosmθ・x
β=sinmθ・x・・・さらに(1,0)が接点となるならば、これらの条件が必要になる。・・・ここまではあっていると思われる。
1+cos2mθ-2α=2cosmθ・x→2(cosmθ)^2-2α=2cosmθ・x
1-cos2mθ=2sinmθ・y→2(sinmθ)^2=2sinmθ・y→y=sinmθ
sin2mθ-2β=2sinmθ・x→2sinmθcosmθ-2β=2sinmθ・x→2sinmθcosmθ-2αtanmθ=2sinmθ・x→2(cosmθ)^2-2α=2cosmθ・x
-sin2mθ=-2cosmθ・y→2sinmθcosmθ=2cosmθ・y→y=sinmθ
(1,0)が接点となるための条件である
α=cosmθ・xを代入すると2(cosmθ)^2=4cosmθ・x
x=(cosmθ)/2, y=sinmθ
α=(cosmθ)^2/2(合致)
β=sinmθ・(cosmθ)/2(合致)
p=1/cosmθ-(cosmθ)/2(合致)・・・p=(1+R^2)^1/2-α(1+(tanmθ)^2) ^1/2=(1-(cosmθ)^2/2)/cosmθ
x=pt^2,y=2pt
x/y=t/2
t=1/tanmθ
このとき
4x^2+y^2=1
になっているのだろうか?
x=(cosmθ)/2, y=sinmθであるからOK
結局、計算が簡単になっただけで、結果は変わらない。・・・ここまではあっていると思われる。
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(1,0)を通り、かつ,その点が接点になるように設定したが、そうはならない。
条件を(1,0)を通るだけにすればどうなるのだろうか?
1-α=cosmθ・p
R-β=sinmθ・p・・・R=tan(mθ)と同値
1-α=cosmθ・x+sinmθ・y
0-β=sinmθ・x-cosmθ・y,y>0・・・(1.0)を通るならば
cos2mθ-α=cosmθ・x-sinmθ・y
sin2mθ-β=sinmθ・x+cosmθ・y,y>0、x軸をまたぐ点は2点ある
1+cos2mθ-2α=2cosmθ・x→2(cosmθ)^2-2α=2cosmθ・x
1-cos2mθ=2sinmθ・y→2(sinmθ)^2=2sinmθ・y→y=sinmθ
sin2mθ-2β=2sinmθ・x→2sinmθcosmθ-2β=2sinmθ・x→2sinmθcosmθ-2αtanmθ=2sinmθ・x→2(cosmθ)^2-2α=2cosmθ・x
-sin2mθ=-2cosmθ・y→2sinmθcosmθ=2cosmθ・y→y=sinmθ
αが求められればよいのであるが、この条件だけでは一意に決まらないので無理であろう
一意に決まるのは円だけのようである
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接線がx軸と平行になる点は1点だけである。この点を(x1,y1)とする。
y^2=4px
2y・dy/dx=4p
dy/dx=2p/y=-tan(mθ)
y=-2p/tan(mθ)
x=y^2/4p=p/{tan(mθ)}^2
この点が(1,0)になるためには
4x^2+y^2=1を満たす必要がある。
4p^2/{tan(mθ)}^4+4p^2/{tan(mθ)}^2=1
p^2=1/4・tan(mθ)^6/{tan(mθ)^4+tan(mθ)^2} ・・・pはかなり小さくならなければならない。→面積が大きくなる
tan(mθ)=2としても
p^2=1/4・64/20〜3/4
tan(mθ)=4とすると
p^2=1/4・4096/272〜15/4
いずれにせよNGであることは図を見れば理解できる
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p^2<1+R^2=1+{tan(mθ)}^2
tan(mθ)=2,p^2<5
tan(mθ)=4,p^2<17
放物線の頂点は円外になってしまうかもしれない
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