■フィボナッチ数の逆数和の問題(その15)

 4n+3型自然数Nの素因数の少なくともひとつは4n+3型素数である。

(証)

すべて4n+1型素数であるとする。

(4a+1)(4b+1)=4(4ab+a+b)+1

4n+3型自然数Nであることに矛盾する

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 4n+3型素数は無数に存在する

(証)

4n+3型素数は有限個3,p1,p2,p3,・・・,pkしかないと仮定して矛盾を導き出す。

N=4・p1p2p3・・・pk+3とおく。

Nが素数であれば矛盾。→Nは素数でない

4・p1p2p3・・・pkは3では割り切れない

3はp1,p2,p3,・・・,pkのいずれでも割り切れない

Nはp1,p2,p3,・・・,pkのいずれでも割り切れない

→これら以外に4n+3型素数が存在することになる→矛盾

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