■素数と無限級数(その55)

[4]オイラー(1737年)

  Σ1/p=1/2+1/3+1/5+1/7+・・・=∞

 これは素数は無限個存在するの改良版である.オイラーはさらに

  Σ(1mod4)1/p=1/5+1/13+1/17+1/29+・・・=∞

  Σ(3mod4)1/p=1/2+1/3+1/7+1/11+・・・=∞

の証明にも成功している.

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【1】杉岡の問題

以前から想っている問題なのですが、素数の逆数和は

 1/2+1/3+1/5+1/7+1/11+1/13+・・=∞

です。

では、素数の逆数の交代級数の和はいくらになるのでしょうか。

 1/2-1/3+1/5-1/7+1/11-1/13+-・・=?   (杉岡幹生)

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