■正多角形の作図と原始根(その72)
素数pと1の原始p乗根αをとり、円分整数を
f(α)=a0+a1α+・・・+ap-1α^(p-1)
そのノルムを
Nf(α)=f(α)f(α^2)・・・f(α^(p-1))
によって定義する。
1+α+・・・+α^(p-1)=0である。
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p=3のとき、1+α+α^2=0
f(α)=3-7α+2α^2とおくと、f(α)=1-9α
α^(p-1)の係数は常に0に取ることができる。
Nf(α)を計算する。
Nf(α)=f(α)f(α^2)=(1-9α)(1-9α^2)=(1-9α)(10+9α)=10-81-81α^2=91
91=7・13であるからf(α)=3-7α+2α^2は単数を除く2つ以上の円分整数の積に分解されないか、あるいはその2つの因子のノルムがそれぞれ7と13を持っているかである
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