■もうひとつの三角数定理(その4)
1786年、ガウスはフェルマーの主張の一つ
n=△+△+△,△=k(k+1)/2
すなわち「すべての整数は3つの三角数の和によって表し得る」を証明した。
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ルジャンドルの定理によると8n+3型整数は3つの平方数の和としてあらわされる。その3つの平方数はすべて奇数でなければならない。
ガウスの発見は8n+3型整数を3つの奇数の平方の和として表すことを意味している。
8n+3=(2a+1)^2+(2b+1)^2+(2c+1)^2
8n+3=4a^2+4a+1+4b^2+4b+1+4c^2+4c+1
8n=4(a^2+a)+4(b^2+b)+4(c^2+c)
n=a(a+1)/2b(b+1)/2+c(c+1)/2
このようにルジャンドルの定理から容易に導かれる。
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ルジャンドルの定理はどのような数が4つの正の平方数の和としてしてあらわされるかも決定する。
8n+3型整数を3つの正の平方数の和としてあらわされる(2つの平方数の和としては表されない)
8n+6型整数を3つの正の平方数の和としてあらわされる(2つの平方数の和としては表されない)
このような数の4倍を考えれば
32n+12型整数を3つの正の平方数の和としてあらわされる(2つの平方数の和としては表されない)
32n+24型整数を3つの正の平方数の和としてあらわされる(2つの平方数の和としては表されない)
↓
49よりもおおきく、8の倍数ではない任意の整数は4つの正の平方数の和としてあらわされることを示すことができる。
あとは49までの数について直接確認すれば証明は完成する。
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「定理」4つの正の平方数の和としてあらされない正の整数は
1,5,9,11,17,29,41,2・4^k,6・4^k,14・4^k
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