■定規とコンパスで作図可能な正多角形(その31)

同じ円に内接する正五角形と正六角形から正30角形を作図することができる。

そのとき、ラングレーの問題に似た図形ができるたので、計算してみた。

===================================

角度はすべて6°の倍数である。

単位円に内接する正30角形の1辺は

2sin(2π/60)=2sin6°

平面正弦定理では,

  sinα:sinβ:sinγ=a/R:b/R:c/R

であるから

最小の三角形について

sin6°:sin48°:sin126°=a:b:2sin(2π/60)

sin6°:sin48°:co54°=a:b:2sin(2π/60)

a=2sin6sin6/cos54

b=2sin6sin48/cos54

===================================